仕事ができる人がやっている目標の立て方!定量目標と定性目標って?

「部署で売り上げナンバーワンを目指す!」「一日に5キロ走るぞ!」と、目標を立ててもイマイチうまくいかないなら、実力不足ではなくて目標の立て方がマズいのかもしれません。定量目標と定性目標について解説しましょう。

  1. 定量目標とは、数値で見える目標のこと
  2. 定性目標とは、目指すべき状態をあらわしたもの
  3. 目標設定の際は、2つの目標を同時に立てるべき
  4. ハローキティを本格的に世界進出させたあの人も、2つの目標を立てている
  5. 定量目標の立て方
  6. 定性目標の立て方
  7. まとめ

定量目標とは、数値で見える目標のこと

定量目標とは、目標を達成するために必要な数値を設定したものです。例えば、冒頭の「一日に5キロ走るぞ!」が、定量目標にあたります。目標の達成度が客観的にわかるよう、実数やパーセンテージで目標値を表します。

定性目標とは、目指すべき状態をあらわしたもの

定性目標とは、目指すべき状態を具体的にあらわしたものです。一日に5キロ走って、体力づくりをすることが目的であれば、自分がどのようになっていれば目標が達成したかがわからなければなりません。例えば「駅の階段を上っても息切れしなくなる」など、今の状態がどう変わるかを設定するのが、定性目標です。

目標設定の際は、2つの目標を同時に立てるべき

目標設定の際には、2つの目標を同時に立てるのが成功の秘訣です。目指すべき一つの頃柄について、定量目標と定性目標の2つを設定します。すると、最短で理想の状態に近づくことができるのです。

ハローキティを本格的に世界進出させたあの人も、2つの目標を立てている

サンリオの常務取締役、鳩山玲人氏も、著書『桁外れの結果を出す人は、人が見ていないところで何をしているのか』で、2つの目標を立てることの重要さを説いています。鳩山氏は34歳でサンリオ米国法人のCOOになり、ハローキティのライセンスビジネスを立ち上げ、業績低迷に陥っていたサンリオを復活させた立役者です。

著書の中で、鳩山氏は「定性目標と定量目標をしっかり設定することは、『企画ありき』に陥ることなく、仕事を本来あるべき方向に進めていくために欠かせないプロセス」であると言っています。そして新規プロジェクト立ち上げビジネスなどでは特に「市場を新しく開拓する」などの定性目標ばかりが語られがちであり、定量目標の設定を強く意識したほうがいいとも指摘しています。

定量目標の立て方

2つの目標を立てることを前提として、まずは定量目標の立て方について解説しましょう。先に「1日5キロ走る」は定量目標であると書きました。しかし、これだけでは不十分です。

一日に5キロのジョギングを何か月続けるのか、そしてどんな効果を得るのか。ダイエットが目的なら、「3ヶ月、1日に5キロのジョギングを続けて、5キロやせる」というところまで具体的に設定しなければなりません。

また、「部署で売り上げナンバーワンを目指す!」も定量目標の一つですが、これでも弱いといわざるをえません。具体的に、いつまでにどのくらい売り上げをあげれば、トップに立てるのか?これがわからなければ、ただやみくもに張り切るだけで戦略が立てられないですよね。「半年後までにひと月の売り上げを500万円以上にし、部署売り上げナンバーワンになる」など、より具体的に数値を意識した目標設定が必要です。

定性目標の立て方

定性目標は、定量目標の達成によって得られる理想の状態を具体的に設定します。先の「駅の階段を上っても息切れしなくなる」はOK。逆にいえば、その状態が得られればすでに目標は達成しているので、ジョギングは無理して続けなくてもよいということになります。

では、「部署で売り上げナンバーワンを目指す」は、それによってどんな状態になることが理想なのでしょうか。「部署内のステータスを上げ、昇進を目指す」であればOK。その場合、追い込みは品行方正にやらなければなりませんね。焦りのあまり同僚や部下を怒鳴りつけたり、卑怯でずるいやり方をしたら「数字ばかり追っているこの人についていきたくない」と思われてしまいます。

もし、売り上げナンバーワンを目指すのが「ボーナスを上げるため」だったとしたら、もっと目的を突き詰めて考えてみましょう。「ボーナスを上げる」も、定量目標のうちだからです。ボーナスを上げて、どんな生活がしたいですか。「憧れだったあのバッグを買う」「家族とフレンチのディナーへ行く」というところまで考えれば、定性目標にたどり着きます。

まとめ

定量目標は数字で見える目標値、定性目標は数字を達成することによって得られる理想的な状態を指します。目標を立てるときには、どちらも設定するようにしましょう。定量目標を立てれば自分がどう動けばよいか具体的にわかりますし、定性目標を立てれば、数字を出すためだけに自分を見失うようなことがなくなります。

また、手段を目的とすり替えていないか、常に意識しましょう。「ボーナスを上げる」のは、生活を豊かにするための手段。最終目的ではないはずです。同じように「ヤセる」というのも最終目的からは外れています。「健康的な体を手に入れる」「ジーンズのサイズをワンサイズ下げて、理想的なプロポーションになる」など、つねに最終目的を考え、定性目標に掲げるように気をつけましょう。

参考:『桁外れの結果を出す人は、人が見ていないところで何をしているのか』鳩山玲人、幻冬舎

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