潜在意識に働きかけるポジティブな言い換え10選

「口に出す言葉は現実に影響するか」という問いに、多くの心理学者はうなずきます。言葉が潜在意識に与える影響と、ネガティブ発言をポジティブに言い換えるテクニックについてお伝えします。

  1. 発した言葉は想像以上に潜在意識に働きかける
  2. プラシーボ効果を自分自身に適用しよう
  3. よく使うネガティブワードをポジティブに言い換えるテクニック10選
  4. ポジティブ変換は損しない!かえって得なことばかり
  5. 日常のポジティブ変換がしんどく感じてきたら

発した言葉は想像以上に潜在意識に働きかける

潜在意識研究の大家、ジョセフ・マーフィー牧師は、「成功者は言葉の選び方と使い方を知っている」と言いました。運のよい人や願望を叶える人は、ポジティブな言葉ばかりを選び取り、それによって自身の成功を切り開いているというのです。

『いいことがいつも起きる人の30の習慣』(植西聰 著/あさ出版)には、次のような実験も報告されています。

2つの花瓶に花を活けて、一方には「きれいだね」「ありがとう」といったポジティブな言葉を毎日投げかけました。もう一方の花瓶には、「バカヤロー」という罵声を浴びせ続けました。すると、ポジティブな言葉をかけたほうの花は長持ちし、罵声を浴びせ続けられた花はすぐ枯れてしまったというのです。

こうした実験はどれだけ厳密に行われたのかという問題もあるかもしれませんが、人が言葉に影響を受けること自体を否定する人は少ないでしょう。

プラシーボ効果を自分自身に適用しよう

ここで思い出されるのが、治験などで問題となる「プラシーボ効果」です。一般的にもよく知られたものですが、プラシーボ効果とは、薬の作用によらず「この薬は効く」と思い込むことによって疾患が緩和されるという暗示的治癒効果のことです。でんぷんの粉などで作った偽薬を「これは良く効く薬ですよ」と渡され、飲んでいるうちに本当に病気が治ってしまったという実験が有名です。

最近体調が悪い、どうも運が悪い、ツイていない、うつうつとしている……などとネガティブな状況に陥っている人は、自分の口癖を見直してみましょう。ネガティブな言葉ばかり使っているようなら、「言霊」によって状況がより悪くなってしまっているのかもしれません。プラシーボ効果を自分自身に適用させるつもりで、ネガティブワードをポジティブに変換していきませんか。きっと、見える世界が違ってきますよ。

よく使うネガティブワードをポジティブに言い換えるテクニック10選

1.すみません→ありがとう

まずは何をおいてもこれ!誰かに親切にしてもらったとき、ついつい「すみません」と言ってしまっていませんか。親切にされたのだから、書けるべき言葉は謝罪ではなく感謝のはず。「ありがとう」のポジティブワードで、自分も相手も気分が良くなりますよ。

2.寝坊した!→よく眠れた!

疲れていると、やってしまいがちなのが寝坊です。でも、寝てしまったものはしょうがない!会社に遅れる旨の電話をしたら、「よく眠れたぞ!」と気持ちを切り替えましょう。よく眠れるのは、健康な証拠です。

3.ダラダラしちゃった→よく休めた!

あれもこれもやらなければならないのに、ついついダラダラしてしまう。そんな人は自分を責めがちですが、過ぎた時間を悔やむのはやめましょう。あなたは、よく休んだのです。休養は、栄養と同じくらい大事なはずです。

4.病気になっちゃった→治すところがわかってよかった!

なんだか体調が悪いと思って病院に行ったら、病気が発覚した。「どうして私ばかり?」とショックを受けてしまいますね。なかなか立ち直れないのは当たり前ですが、そのうち「治すところが早めにわかってよかった」と思えるようになれませんか。ある日突然、何の予兆もなく倒れることのほうが怖いのではないでしょうか。

5.忙しい→充実してる!

「今、忙しいから」を「今、充実してるから」と言い換えるだけで、殺伐とした空気がなくなり、どことなくユーモラスな雰囲気すら漂います。

6.太っちゃった→ヤセるぞ!

「太っちゃった~」を連発していると、自分が残念な気持ちになるのと同時に、聞いている人をもイライラさせることに。「ヤセるぞ!」と決意表明をするだけでも、気分がパッと明るくなりますよ。

7.どうせできない→やれたらラッキー!

難しいことにチャレンジするとき、「どうせできっこない」と言ってしまうと、初めから逃げ腰の姿勢が出来上がってしまいます。かといって、「絶対にやりきる」と言うのもハードルが高いという人は、「やれたらラッキー」とつぶやきましょう。

8.優柔不断だから→慎重派だから

決断力がないと自分を責めないで。慎重なのは美点ですよ。

9.いい加減なヤツですから→気が大きいから

「ほっといてください」といじける前に、「気が大きいからね、なんでもいいのよ」と、器の大きさを見せつけましょう。

10.空気読めない→他人に流されない

「私は空気が読めない」と落ち込むくらいなら、「他人に流されない」「しっかり自分を持っている」と考えましょう。

ポジティブ変換は損しない!かえって得なことばかり

日常の言葉をポジティブに変えれば、自分自身の気分が次第に明るくなるのと同時に、周囲の人の気持ちを明るくすることもできます。周囲を明るくする人は、誰からも愛されることでしょう。自然と人が寄ってきて、みんなと楽しく過ごせますよ。気持ちを言葉に出す前にちょっと考えて、ポジティブワードに言い直す癖をつけてみてはいかがでしょう。

日常のポジティブ変換がしんどく感じてきたら

ときには、言葉のポジティブ変換がしんどく感じてくることもあるでしょう。不満や不安が飽和状態になっているしるしです。そんなときは無理をせず、誰かに感情を吐露することも大事。身近にそんな相手がいないというあなたは、職場に産業カウンセラーなどの心理資格を持った人がいないか探してみて。仕事の悩みやしんどさを、しっかり聞いてもらえます。

参考:『いいことがいつも起きる人の30の習慣』(植西聰 著/あさ出版)

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