飼い主なら絶対に知りたい ネコの性格診断ができる5つ性格因子とは

オーストラリアの動物学者のおかげで、ネコの性格診断ができるようになりました! ツンデレなのか、女王様なのか、甘えん坊なのか、あなたの好きなネコのタイプを考えるヒントになりそうですね。

  1. 2800匹のネコから検証
  2. 5つの因子の性格特性
  3. 人間との相性診断も考えてみました!

2800匹のネコから検証

ネコごとにかなり性格が違うことは、ネコ好きならよく知っています。家族以外は人にも他のネコにもシャイな子もいれば、誰にでも甘える天真爛漫な子など、人間同様、性格の差は大きいものです。

ただ、何を基準にネコの性格を診断すべきかがわからなかったのです。

しかしオーストラリアのニュージーランドの2802匹のネコを、その飼い主が52の性格特性から判断したことで、飼いネコの性格を判断する5つの因子が見つかったのです。

それが次の5つです。

・調和性

・神経症傾向

・外向性

・支配傾向

・衝動性

この5つの因子が、どれぐらいの割合で存在しているのかで、ネコの性格を科学的に判断することが可能になります。この5つの因子「フィーライン ファイブ」は、人間の性格を測る「ビッグ・ファイブセオリー」(特性5因子論)と、かなり近いものになっています。

人間の性格を診断する5つの因子「調和性」「誠実性」「開放性」「神経症傾向」「外向性」のうち、「調和性」「神経症傾向」「外向性」の3つが一致しているのです。ネコの性格を判断する基準が、半分以上、人間と同じなんて、この情報だけでもネコ好きにはたまらないかもしれませんね。

5つの因子の性格特性

それでは、「フィーライン ファイブ」の性格特性について説明していきましょう。

【調和性】

甘えん坊で飼い主にも他のネコとも積極的にかかわっていくタイプです。ペットして人気なのは、このタイプです。

【外向性】

好奇心旺盛なネコです。頭の良いネコでもあります。刺激がないと生活に退屈してしまうタイプです。

【神経症傾向】

心配性でささいなことにもおびえるタイプです。多頭飼いにはあまり向かないタイプです。家ネコの場合は、自宅にいくつかの身を隠せる場所があると安心します。

暴れん坊で、飼い主を下に見るタイプです。ネコ好きにはたまらない性格です。従順ではないわがままさが魅力です。

【支配傾向】

暴れん坊で、飼い主を下に見るタイプです。ネコ好きにはたまらない性格です。従順ではないわがままさが魅力です。

【衝動性】

やや精神的に不安定な、予測不能の気分屋です。ある意味、ネコらしいネコともいえますが、ストレスを感じやすいタイプでもあるようです。

この因子がどれぐらいなのかを判断する質問事項がないのが残念なのですが、あなたが愛猫の性格を診断したいなら、とりあえず5角形の頂点に「フィーライン ファイブ」を書き込み、それぞれを5ポイント満点で評価してみるのもいいでしょう。

めちゃくちゃ甘えるから「調和性」が5で、誰にでも愛想を振りまくから「神経症傾向」1といった具合です。多頭飼いの場合は、ネコごとの性格傾向をまとめると楽しそうですね。


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人間との相性診断も考えてみました!

「フィーライン ファイブ」はネコの心身の健康増進や人間との「相性」の診断に使うために開発したのだそうです。

例えば、「外向性」の高いネコは刺激のない生活はかわいそうなので、おもちゃを多めに用意しようといった生活環境の注意点をまとめることができるのです。

また、神経症傾向の低い外ネコは、他のネコとの接触も多くなるため、感染症に気をつける必要があるといったことも考えられます。

しかし、多くの人により興味があるのは、ネコとの相性がいいのかどうかでしょう。しかし、ネコ5因子と人間の5因子の組み合わせを、調べた論文は見つかりませんでした。

また1つの性格因子だけを取り上げて相性を考察する論文がなかったので、人間の5つの性格因子が、ビジネスチームのパフォーマンスにどのような影響を与えるのかといった研究成果を、「フィーライン ファイブ」に活用してみたいと思います。

グループの類似性が高い方がよい性格特性は「調和性」です。逆に多様な性格因子の方が、高いグループのパフォーマンスを記録するとされているのが、「外向性」や「神経症傾向」とのこと。

たしかに好奇心がやたら強いネコと興味関心が自分の外にあり、新しいものに積極的にかかわっていく活動的な人間の「外向性」どうしの組み合わせよりも、「外向性」のネコと組織に協力的な「調和性」の高い人間の組み合わせの方が、うまくいきそうです。

互いに心配性のネコと人間の組み合わせより、片方が対人(対猫)関係が得意な方が、一緒に行動する時間は増えそうです。

ただ、この相性診断は重要な視点が欠けています。それはネコと人の相性は、ほとんどネコが勝手に決めるものだという事実です。診断結果がよくても、ネコ様が何か気に入らないと思ったら、絶対に近づいてくれませんから……。残念です!

参考

ネコの性格診断テスト。3000匹の猫の研究からわかった「フィーライン5」とは

The ‘Feline Five’: An exploration of personality in pet cats

The relationship between work-team personality composition and the job performance of teams.

OCEANの性格の特性でみる、ミスマッチが有効な人材配属とは?

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