40%の確率で友達になれる!どうしても仲良くなりたいなら試してみる価値があるかもしれない必殺技とは!?

友達になりたいけれど、何とも声をかけづらい。そんな人が試せるかもしれない最終手段を、心理学実験の結果からお教えしましょう!

  1. マンガでは黄金パターンの「お隣さん」
  2. 両隣りじゃない確率は20%下がる!
  3. 引越し祝いはちゃんとしておく?

マンガでは黄金パターンの「お隣さん」

ありますよね!お近づきになりたいのに、ちょっとタイミングを逸してしまったなと感じるとき。声をかければいいのかもしれませんが、ナンパだと思われては嫌われそうだし。お近付きになるためのツテを探してみたものの全くなし。

そんなあなたに、とっておきの技をお教えしましょう!

そう引越し!

マンガなどでは隣に越してきた異性と仲良くなるのは、ある種の黄金パターンです。でも、実際に隣近所の人は仲良くなるのでしょうか?そんな疑問に答えてくれるのが、心理学者のフェスティンジャーの「住宅間の距離と友人形成」の実験です。

両隣りじゃない確率は20%下がる!

彼は大学の新入生が、新しい住居でどのように友人を作っていくのかを観察しました。この結果、距離が近いほど友達になっていることがわかりました。入居6ヶ月後の調査によれば、アパートでは隣近所と友人になる確率は41.2%でした。一方、同一フロアーで最も距離にある人と友人になる確率は10.3%だったのです。

こうした隣近所と友人になりやすく、距離が離れれば離れるほど友達になりくい傾向は、一軒屋でも同じだったとのこと。

ただしアパートでさえ、一部屋はさんだお隣さんと友人になる確率は、22.5%にまで下がってしまうのです。つまり友達になりたいなら、絶対に隣に引っ越さなければならないことに!

引越し祝いはちゃんとしておく?

しかも、この実験は米国大学の新入生を対象にしたもの。もともと内弁慶な日本人、そのうえ忙しい社会人で調査したら、きっと友人になれる確率はもっと下がるでしょう。

まして以前会ったことを隣人が覚えていたら、即座にストーカー扱いされるかもしれないという危険まで。

しかも実験は友人になれたかどうかは調査していますが、恋人になれたのかという調査していません。やはり気になる人とお近づきになりたい人が活用できる実験結果とは言い難いようです。

とはいえ隣近所の方とは、友人になりやすいことは確か。これは生活圏が被ることで接触が増えるからだと考察されています。都会では地縁が形成されにくいと言われていますが、両隣までなら、ご近所づきあいできる可能性はありそうです。

騒音なども相手を知っていると気になりくいという研究もありますし、困ったときに助け合うかもしれないご縁ですので、引越しのご挨拶だけはしっかりしておくのもいいかもしれませんね。

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