心理学で生活をライフハックvol.1 焦る気持ちをしっかりコントロールしたい!

心理学の知識は本当に生活を変えていくのか実験してみました!心理学で生活改善ができるのかを、本気で報告していきたいと思います。

  1. 心理学効果を試さなくていいのか!?
  2. 習慣化のための必殺技!

心理学効果を試さなくていいのか!?

このブログが始まって200本以上の原稿をアップしてきました。その中でふつふつと湧き上がってきた想いがあります。それは、本当に心理学の知識は役立つのか! という疑問です。

心理学実験は驚くほど広い範囲を網羅しており、生活に活用すれば役立つことも多いと実感していました。しかし残念なことに自分では試していない!

これでいいのか!?

仮にも心理学の知識を毎日アップしている編集部の人間が、効果のほどを試さないでどうする!

そんな思いに突如駆られたのであります。

ただオヤジの自分に試せる心理学の知識が限られていることも事実……。恋のつり橋効果はもっと若いスタッフが試すべきでしょうし、リーダーシップに関する知識は組織で上に立ちたいという想いがある人が適任でしょう。

そこで自分が効果を試せる心理学は、どんなものを考えてみました。

結果、乱れた生活習慣を改善させられる心理学の知識が良いのではと思い至りました。

考えてみれば、How to本を読むことはあっても、実際に行動に移したことはほとんどありません。

まあ、『スタンフォードの自分を変える教室』の販売部数は60万部を超えているので、もし読者が本の内容を完璧に実行していれば、60万人が強い意志力を生活できるようになっているはず。

これだけHow to本が出版されているのに、日本の社会的状況が目に見えてよくなっているという実感があまりないのですから、書籍の知識を活用している人が思ったより少ないのかもしれません。

これはけっこうもったいないのでは!

そこでたまには、実践の様子をお伝えしようと思っています。

習慣化のための必殺技!

さて、前置きが長くなりましたが、最初にご紹介したいのは「if-thenプランニング」です。これは『やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学』に掲載されているもので、どこかの感想で大幅な減量にも成功したと書かれていたので、ずっと気になっていたものでした。

3/2より試してみて1週間。

これは、かなりいいかもです。

やり方は簡単です。

「もし~だったら、~する」と予定を事前に立てておくだけ。

書籍に書かれてた例は、以下のようなものです。

「もし、午前中に報告書を書き終えられなかったら、午後最初の仕事は、その報告書を書き上げることにする」

「もし、午後6時になったら、会社のジムで汗を流す」

えっ、これだけと思いませんか?

僕は思いました。でも、「if-thenプランニング」を試した91%が運動の習慣化に成功したというのですから、このシンプルな方法をなめてはいけません。この「~なら~」という文章は脳に強く訴える力があるらしいのです。

そこで自分の考えた「if-thenプランニング」は、

「気持ちが焦ったら、『寝たまんまヨガ』を聞く」

でした。

じつは大量の仕事が進まなくて焦ってくると、すべてを投げ出したくなり、実際にネットサーフィンなど現実逃避に向かうこともあるのです。

こんな無駄はないと昔から考えていたので、気分が焦ったときに聞きながら少しだけ体を動かすリラックスのためのヨガを試すことにしたのです。

最初、かなり効果を疑問視していたのですが、なんか焦ったときには自然と携帯アプリに手が伸びるようになったような……。まあ、10分ほどの気持ちよい気分転換なので、意志力を必要とするような習慣でもないのですが。

とはいえ、とにかく苦もなく習慣化できたのも事実。もともとブログに発表しようと思って試していたので、やや心理的に強化されたと思いますが、あまりに自然に習慣化できたので、読者の皆様にも試してもらいたいと思いました。

ただ、本当に意志力が必要なものに効果があるのは不明。

そこで「if-thenプランニング」を使って、運動とダイエットに挑戦してみたいなとは思っています。

参考:『やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学』(ハイディ・グラント・ハルバーソン 著/ディスカヴァー・トゥエンティワン)

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