失敗から精神的に早く立ち直りたいあなたに勧めたい3つのフレーズ

失敗して落ち込むことは、誰にでもあるでしょう。ただ、そこからどれぐらいで立ち直れるのかは、人によってかなり違ってきます。そこで自分にも他人にも優しくなることで、早く立ち直れる方法をお伝えします。

  1. 失敗にくじけず努力を継続すれば成功は手に入る
  2. 失敗に寝込んでいたらエジソンは電球を発明できなかった
  3. 自分を慈しむことで立ち直る
  4. 3つのフレーズがあなたを救う

失敗にくじけず努力を継続すれば成功は手に入る

失敗するとへこみますよね。「もう、イヤな思いをしたくない」「自分には才能がない」と思い込み、再挑戦しない人もいるのではないでしょうか。しかし成功に本当に必要なのは才能なのでしょうか?そもそも圧倒的な才能さえあれば、失敗を経験することはないのでしょうか?

もちろん、そんなことはありません。あのイチローにだってスランプがありますし、将棋や囲碁でも無敗でプロとしての人生を終えることは不可能です。むしろ失敗から、短い時間で立ち直り、再挑戦できるのかどうかが成功への「距離」を決めると言ってもいいでしょう。

『メンタルが強い人がやめた13の習慣』(エイミー・モーリン著/講談社)によれば、「チェスやスポーツ、音楽、ビジュアルアートといった分野で、10年間毎日訓練した人は、天賦の才能を持つ人を超えられる。そして、20年間ひたむきに訓練を重ねれば、たとえ才能がなくても、世界的な成功を手にすることも多い」という研究もあるそうです。

失敗にくじけなかった偉人として有名なのが発明王のトーマス・エジソンです。1093件もの特許を取得。蓄音機や映画などを発明したこともでも有名です。

そのエジソンが電球の発明に経験した失敗はなんと2万回。この数だけを聞いただけで心が折れそうですが、エジソンは次のように語っています。

「私は今まで一度も失敗をしたことがない。私は2万回も、電球が光らないと言う“発見”をしたのだ」

つまり電球が光らないことは、“失敗”ですらなかったというのです。

さすがにここまでメンタルが強い人は少ないでしょうが、失敗にくじけない心は重要です。

失敗に寝込んでいたらエジソンは電球を発明できなかった

失敗は2つの問題を引き起こします。

1つは諦めてしまうこと。これは最悪です。問題点が明らかになったとも考えられる失敗が、プロジェクトの中止に繋がってしまうのですから。もしかしたら、その分野で大成功を収めていたかもしれない何かを、私たちは放り投げていたのかもしれません。

もちろん情熱が失せてしまったことに対して努力し続けるのは難しいと思いますが、本当に諦めてしまっていいのかは常に考えてみる必要がありそうです。

もう1つの問題は、失敗のショックにより一時的に努力できなくなってしまうことです。例えばエジソンが実験失敗1回につき3日間研究を休んでいたらどうでしょう。2万回失敗しているのですから、6万日も電球の発明が遅れていたことになります。つまり164年以上時間が余計にかかったことになり、エジソンは電球の発明家にはなれなかった可能性が高いのです。

自分を慈しむことで立ち直る

では、失敗からの立ち直りを早くするには、どうしたらいいのでしょうか?

お勧めしたいのが、「セルフ・コンパッション」を高めることです。あまり聞かない用語かもしれませんが、「セルフ・コンパッション」とは「自己への慈しみ」と訳されるものです。「セルフ・コンパッション」を高めることで、ありのままの自分を受け入れられるようになり、自分だけでなく他人にも優しくなれると言われています。

この対極が完璧主義です。間違いのない自分しか認めない気持ちは、間違いのない他人しか認められない心を生み出します。そのため対人関係もギクシャクしがちですし、どうしても失敗からの立ち直りも遅くなります。ときには失敗した自分が認められないために、失敗した物事を進めることすら諦めてしまうことも……。

また、「セルフ・コンパッション」が高めることで、先延ばし癖が治るとも言われています。

じつは先延ばし癖の要因の一つが、失敗したくないという思いです。そのため重要な要件ほど手を付けられないといった事態も起こるのです。

3つのフレーズがあなたを救う

「セルフ・コンパッション」を高めるには、どうすればいいのでしょうか?かなりいろいろな方法があるのですが、ここではその基本部分だけを紹介しておきましょう。

まず、自分を慈しむための3つのポイントを理解します。

①自分に優しくあること

②失敗は苦しみが誰にでもあるととらえること

③思考や感情に振り回されず、自分の心を客観的に見つめ、ただ感じ視るだけにすること。

この3つのポイントに対応するフレーズを準備しておき、自分を責めてしまいそうになったら、頭の中でつぶやきます。

①「私は自分に優しくできる」

②「自分の苦しみは特別ではない」

③「今の私は心に苦しみを感じている」

また自分を優しく抱擁し、その後に体の反応や気持ちについて観察してみるのも、セルフ・コンパッションを高めるのに効果的だと言われています。

責める自分から慈しむ自分へ。その変化が失敗を乗り越える力をもたらしてくれるでしょう。

参考:『メンタルが強い人がやめた13の習慣』(エイミー・モーリン 著/講談社)

『セルフ・コンパッション―あるがままの自分を受け入れる』(デボラ・リー  著  ソフィー・ジェームス 著/金剛出版)

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です