自分の過去を明るく変えてしまうスゴイ記憶術

自分はもともとネガティブで、能力もない。

自分のネガティブな面ばかりに目が向いてしまっているあなたにビッグニュースです!

あなたの記憶は、書き換えることができるのです!

  1. 記憶はあんがいい加減!?
  2. 記憶はイメージで書き換えられる
  3. 不要な記憶は省かれていく

記憶はあんがいい加減!?

記憶を書き換えるなんてできるわけない。時間の無駄だな。とサイトを閉じてしまうのはちょっと待って!

私たちは、自分の記憶が正しいと信じて疑わないのではないでしょうか。

自分がどこで生まれ、どこで育ったか。どんな経験をし、誰と友達であったかなど。

でもあなたを形作ってきたはずの過去は、真実だとは言い切れないのです。

赤ちゃんとして生まれ、あなたの母親だと言う人があなたを育て、あなたは昔からこうだったのよ、と言われたことで「自分はこの人の子供でこういう性格だったんだ」と思ってしまうのではないでしょうか。

もし「あなたは昔から明るくて人気者だったのよ」と言われ続けていれば、2、3歳の記憶はなくてもその頃から明るく人気者だったんだろうと思い込んだとしても、それが本当に真実なのかどうかはわかりません。

人の記憶が曖昧なことが分かるゲームがあります。伝言ゲームです。

伝言ゲームは、最初の人が伝えた言葉が最後まで正しく伝わるかというゲームです。そんな単純なルールなのに、なぜか最後には別の言葉に変わってしまうためにゲームとして成立しています。これは、人が自分で自分の記憶を勝手に歪め、変えてしまうということを証明しています。

では、なぜこんなことが起きてしまうのでしょうか?

記憶はイメージで書き換えられる

エリザベス・ロフタスとジョン・パーマーの実験で、実験の参加者は交通事故のフィルムを見た後にある質問に答えました。

「2台の車が『激突した』ときどのくらいのスピードだったか?」

「2台の車が『ぶつかった』ときどのくらいのスピードだったか?」

この二つの質問では、『激突した』と聞かれた方が車のスピードをより速く見積もっていました。

それから1週間後に、実際にはガラスは割れていませんでしたが「割れたガラスを見ましたか?」という質問を行いました。すると、『激突した』という誘導的な語を与えられたグループは「割れたガラスを見た」と答えたのです。

これは、激突したのだからガラスも割れていただろうという推測からこのように記憶が書き換えられたのです。

私たちはこのように、過去の経験をもとに形成された知識構造を持っています。そして新しい情報を解釈する際に認知的枠組みとして利用しているのです。

不要な記憶は省かれていく

イギリスの心理学者フレデリック・バートレットは言語的材料を用いた実験を行いました。

イギリスの大学生に馴染みのない「幽霊の戦い」という民話を読ませ、その後、期間を置いて覚えている内容を数回報告させました。すると何度も再生される中で、馴染みのない固有名詞や言葉、超自然的なものは省力されました。そして話は短く、まとまりの良いものへと変化していったのです。

これは、記憶の単純化と合理化が行われたということです。

この二つの実験から、私たちの記憶は簡単に書き換えられてしまうということがよくお分かりいただけましたよね!

だから自分が思っている過去は、本当の過去ではないかもしれないということ。

それなら、いっそのこと自分で良い過去を作るよう努力してみるのはどうでしょう?

例えば以前付き合っていた恋人のことが忘れられないのであれば、その人にまつわる物を捨ててみることから始めてみては?

部活で頑張ったけれど優勝できなかったという経験が元で自分は何をやってもダメだと思い込んでしまっているのなら、部活を思い出させるユニフォームや記念の品は全て捨ててしまっても良いのです。

物を捨てることで、嫌な過去からも解放される可能性も高まります。

人は、自分にとって都合よく事実を作っていきます。それは、ネガティブなことも同じです。自分は何をやってもダメだからという思いを強くするために、過去を作ってしまっていることだってあるのです。

だから記憶再編の材料に、あなたのプラス面だけを残してみる方法も!

未来を少しだけ明るくするかもしれない記憶のお話でした。

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