ベイビーステップで行こう!辛くて前に進めないと感じたときの「ちょこっとプラス」アイディア

目標が大きすぎて、前に進めなくなっていませんか。仕事をしていると、新しくて大きな案件を任されることもあるのでないでしょうか。今回は、どんなにやる気のでない人でも一歩を踏み出せる「ベイビーステップ」についてご紹介します。

  1. ベイビーステップとは、目標達成のための無理のない「一歩」
  2. ベイビーステップに最適な「ちょこっとプラス」の行動アイディア
  3. 作業興奮を作り出すためにも「ベイビーステップ」は有効

ベイビーステップとは、目標達成のための無理のない「一歩」

ベイビーステップとは、目標を達成させるための、無理のない「一歩」のことです。そう、まるで赤ちゃんのよちよち歩きの1歩のようなごくわずかな前進。それが、やるべきことをなすためのトリガーになると、心理学では言われています。

「スモールステップ」とも呼ばれるベイビーステップの大切さは、数々の専門家が指摘するところです。東京大学准教授の中原淳氏は、著書『働く大人のための「学び」の教科書』の中で、自らの成長のためにはちょっと身の丈に合わない少し大きな仕事も引き受ける「タフアサインメント」が必要な反面、自己肯定感が低い、自信のない人は「ベビーステップ」から始めてみては、と促しています。

また、習慣化コンサルタントの古川武士氏も、著書の中で「行動できるレベルまで徹底的にハードルを下げて『とりあえずやってみる』ことの大切さを説いています。大事なのは、目標を達成するためというよりも、不安を和らげるためにベイビーステップが必要だということ。「ずっと止まっているから心配が膨らむのです。不安に心が蝕まれるのです」と、些細であっても行動をすることが、精神の安定に役立つと書いています。

ベイビーステップに最適な「ちょこっとプラス」の行動アイディア

そうはいっても、何をすればいいかわからないレベルまで追い込まれている人は、「ベイビーステップって、何がちょうどいい『一歩』になるの!?」と混乱するかもしれません。どんな行動が「ちょこっとプラス」に役立つのか、そのアイディアを、職場編と家編に分けてご紹介します。

【職場編】とりあえず職場にたどり着けたなら

・いらないものを捨てる

机に資料が散らかっていませんか。「片づけたいけど、そんな余裕ないし」と思いながら、結局何もできていない。そんな人は、目の前の机から片づけてみましょう。整理しようと思うと負担になるので、「いらないものを捨てる」という単純な作業を繰り返して。「いらないもの」と「いるもの」を仕分けているうちに、だんだん「いるもの」を仕事別に分けたくなってきますよ。「いるもの」の内容を確認しだしたら、仕事に打ち込む姿勢が整ったことの合図です。

・PCを開く

これぞ仕事の「最初の一歩」ではないでしょうか。あれこれ考える前に、まずはPCを立ち上げて。あとは自然と仕事に向かうことができる自分に気づくはずです。

・気に入っている業界人のブログを覗く

仕事面で尊敬している業界人や有名人のブログを、通勤中に覗いてみましょう。仕事に前向きなその人の姿をウェブで見るだけでも、モチベーションアップにつながります。

【家編】職場に行く気が起きないなら

・服を着替える

パジャマ姿のままボーっとしているようだったら、ひとまず外出着に着替えて。パリッと前向きな気持ちになれますよ。

・歯を磨く

服を着替えるのが面倒なら、ひとまず歯を磨いてみましょう。一本一本、丁寧に磨くことに集中すると、頭のなかを空っぽにすることができます。クリアな頭で、次に何をすべきかを考えてみて。

・家を出る

歯を磨いて着替えたら、とりあえず家を出て、駅に向かってみましょう。家であれこれ考えているよりも、気分が晴れてくることがわかります。

作業興奮を作り出すためにも「ベイビーステップ」は有効

心理学には「作業興奮」という言葉があります。やる気が出ないとき、とりあえず手を使って作業をしてみればやる気が湧いてくるというものです。手と頭を使って作業をすることで脳の側坐核が刺激され、ドーパミンが分泌されることで脳が興奮し、やる気が出てくるというメカニズムです。

この作業興奮を作り出すためにも、「ベイビーステップ」は有効です。うまく使って、自分なりの「やる気のトリガー」を生み出しましょう。

参考:『マイナス思考からすぐに抜け出す9つの習慣』(古川武士 著/ディスカヴァー)

『働く大人のための「学び」の教科書』(中原淳 著/かんき出版)

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