目標達成のためにやってはいけない3つの行動って!?

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目標を達成するには、他人に話した方がいいといった話を聞いたことがあるかもしれません。他人からの「監視の目」があった方が、目標達成に近づくというのは間違いありません。ただ、ときに逆効果になることも!目標達成の心理について紹介します。

① 目標を公言して満足してしまう

目標達成について、ニューヨーク大学のピーター・ゴルウィツァー博士は、面白い研究成果を発表しています。彼は実験参加者を2グループに分けて、1つのグループには自分の目標を紙に書き、みんなに発表しました。もう1つのグループは、紙に目標を書くまでは一緒ですが周りの人の発表しませんでした。

その後、目標のための活動を45分間やってもらうと、公表したグループは活動途中で飽きてしまい、時間途中の33分間で切り上げたのに対して、目標を口にしなかったグループは45分間の時間すべてを使い切ったのです。

ゴルウィツァー博士によれば、このような結果になったのは、人に話すことで目標を達成したと錯覚してしまったからだそうです。目標を達成するためには目標達成で満足感を憶える必要がありますが、目標を人に話して認められるとすっかり満足してしまう性質が人間にはあるようです。

では、目標を公言することにまったくの効果がないかというと、そういうわけではありません。実際、ビジネスの目標を会社に申告しているケースでは、目標に届かないときには必死に努力することも多いでしょう。目標を公言することが、ある程度のプレッシャーとなるケースなら公言した方が効果が高まります。

一番、危ないのは夢などをしっかり聴いてくれる仲の良い友達です。目標の進捗などを注意してくれるタイプならプラスに働きますが、目標の達成に何も口してくれないタイプだと、話した満足感だけを得ることになってしまいます。

目標を話すなら、どんな相手に話すのかを考える必要があるでしょう。

②ポジティブなイメージだけを想像する

実現する前に満足してしまう心理は、目標達成の敵です。じつは目標の公言以外にでも、目標達成を妨害するケースがあります。例えば、成功したイメージを想像するビジュアライゼーションです。

カリフォルニア大学に実験では、実験参加者のグループを2つに分け、1つには試験の合格だけを想像させて本番に臨みました。もう1つのグループには、勉強のやり方や計画などプロセスを頭に思い描くようにしました。

その結果、プロセスを想像したグループの方が試験で高得点を記録しました。

これは試験での成功を想像することで、勉強する前に満足してしまった結果だと分析されています。しかも試験結果だけを想像した結果、落ちたらどうしようと不安な感情が高まってしまい、勉強に身が入らなかった実験参加者もいたそうです。

いずれにしてもポジティブな結果だけを想像するよりも、目標達成に向けたプロセスを想像する方が効果があるのは間違いないようです。

③目標を立てた勢いで行動する

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目標達成にはある程度の期間が必要となります。だからこそモチベーションは非常に重要になってきます。ただ、目標を立てたときのエネルギーそのままにがむしゃらに取り掛かるのは厳禁です。

カウンセラーとしても活躍するバルバラ・ベルクハンの『いつもバタバタしている人の気持ちの切り替え術』(草思社)には、「何が肝心かを見きわめて、きちんとペース配分すること」が重要だと書いています。

無駄な努力をしないために、しっかりと全体を捉えることも目標達成には大きな影響を及ぼすからです。

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