新型コロナウイルスでどうも気分が沈みがちという人も少なくないでしょう。そんなときほど明るい未来を思い描くといったアドバイスの記事も目にしますが、そう簡単に気持ちが変わるわけでもないでしょう。そこで試せば気分がよくなる方法を紹介します。
- 明るい未来を感じられる地図作り
- 感染症は社会を変える可能性が
- 作るのは簡単!
明るい未来を感じられる地図作り
仕方ないこととは思いながら、日々心配の種が増え、イライラしてしまうことも多いかもしれません。こんなときはパッと気分転換にと思っても、飲みに出かけるのはもちろん人に会うのも、リスクが増してしまう状況です。
そんな人に試してもらいたいのが、「宝地図」の作成。
自分の夢にピッタリくるような写真を集めてボードなどに貼り、いつも目につく場所に置いておくことで望みが叶うという話は随分と前からありました。実際、視覚から入る情報は印象に残りやすく、意識することで行動も起こしやすくなるようです。
しかし今日この方法を紹介するのは、たんに願望がかないやすいからだけではありません。明るい未来を思い描き、写真などの素材を探すこと自体、心躍る体験だからです。この困難な状況が終焉を迎えれば、楽しい未来が待っているかもしれないという期待を持つことができる行動です。
感染症は社会を変える可能性が
それでもイマイチ乗り気ではないという人達のために、少し違った側面から情報を提供しましょう。
じつは感染症の流行は、社会システムを大きく変える可能性を含みます。
14世紀のイタリアではペストで多くの人が亡くなったために、労働力不足が起きて、農奴制が崩壊したと言われています。
じつは新型コロナウイルスの蔓延も、すでに社会を変化させつつあります。すでにグローバル化への危機感を指摘する記事などを目にすることが多くなっています。こうした危機意識は産業構造の変化に通じるかもしれません。
また、これまで日本でなかなか進まなかったテレワークが、一部の企業で一気に進んだという現象を起こっています。今後しばらくテレワークでの仕事が続き、会社に行かなくても仕事の一部はどうにかなる、と皆が知ってしまったらどうでしょう?それでも必ず出勤しなければいけない、といった理屈が通るでしょうか?
つまり危機意識が社会変換をおし進めた結果、今後、これまでにない「秩序」が社会を覆う可能性があります。それは未来の礎となる変化を含んでいるかもしれません。
だからこそ本当に自分のやりたいことを自問し、未来に向かう一歩を踏み出すことは、今後の生活のプラスになるでしょう。
作るのは簡単!
さて、では具体的な「宝地図」の作り方を、『見るだけで9割かなう! 魔法の宝地図』(望月俊孝 著/KADOKAWA)から紹介しましょう。
①ボードに自分の名前とキャッチフレーズを書き込む
②自分の笑顔の写真を中央に貼る
③願望や幸せをイメージできる素材を選んで貼る
④願望の起源や条件を具体的に書きこむ
⑤自己実現や幸せが周りにどんな影響を与えるか書き込む
あとはできたボードを目に触れる場所に置き、その願望を達成するための行動を
始めます。
センス良くコラージュすれば、かなりステキな「宝地図」を作ることができます。
まず、ネットを立ち上げて、自分の幸せや願望につながる写真をプリントアウトしてみましょう。やってみるとわかりますが、この作業が意外に楽しいのです。行きたい場所、なりたい夢、一緒にいたいパートナーのイメージ、さらには過去の一番嬉しかったときの画像や家族・仲間たちとの写真なども、張り込んでみましょう。
ぜひ肩の力を抜いて、気軽にやってみてください。
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