時間や場所に縛られず一人で働く人が、孤独感から自信を取り戻す7つの方法

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上司もいなければ部下もいない、いつでもどこでも好きなときに仕事を受けることができる。そんな気楽な働き方としてギグ・エコノミーという働きかたを選んだけれど、最近なんだか不安を感じることが増えた……そんな人はいませんか。一人で仕事をする人たちが、孤独感を払しょくして自信を取り戻す方法をいくつかご紹介します。今日も明日も笑顔で働くために、いくつか試してみませんか。

  1. ギグ・エコノミーとは、ネットを介した「単発・短期・個人」のお仕事
  2. ギグ・エコノミー従事者の「心のケア」が叫ばれている
  3. 孤独感を覚えたら試してほしい4つの方法
  4. 自信を失くしそうなときに試してほしい3つの方法
  5. 新しい働き方に、胸を張って挑もう

ギグ・エコノミーとは、ネットを介した「単発・短期・個人」のお仕事

ギグ・エコノミーとは、インターネットを通じて発注・受注が行われ、基本的に単発、あるいは短期で、基本的に一人で動く働き方を意味します。代表的なギグ・エコノミーとして、配車サービスの「UBER」が知られています。

デザイン制作やコンテンツ制作など、IT関連の仕事を単発で、個人で請け負っている人もまた、ギグ・エコノミーを行っているといえます。さまざまな専門能力を得た人が、組織に雇用されるのではなく個人事業主として、ネットを通じて仕事を受注するような働き方です。

ギグ・エコノミー従事者の「心のケア」が叫ばれている

「ギグ・エコノミーの従事者たちは、孤独や無力感を覚えている」との研究結果が、カナダから発信されています。カナダ人労働者にアンケートを行ったところ、ギグ・エコノミーの労働者は、通常の労働者に比べて2倍も孤独感を味わっていることが判明したというのです。また、「自分は無力だ」と感じる可能性も、通常の労働者より5割ほど高かったといいます。

理由として考えられるのは、基本的に単発での仕事であり、継続的な雇用ではない不安定な立場に無力感を覚えてしまうというもの。そして、同僚などとの交流がないことが、孤独感につながっている可能性があります。

自由な働き方を自ら選んだのだから、仕方がないという意見もあるでしょう。しかし、無力感や孤独感は、メンタルの不調を呼び込んでしまう可能性があります。なるべくこまめに自分でケアできる方法を知っておくことが大事なのではないでしょうか。

孤独感を覚えたら試してほしい4つの方法

・親兄弟や友人に電話!

社会とのつながりが感じられず、孤独感にさいなまされているようなら、つながりを感じるようにしてみてはどうでしょう。例えば、今すぐ誰かに電話をしてみる。親、兄弟、友人など、仕事仲間でなくてかまいません。いつでも、相手の都合に合わせた時間に電話を入れることができるのが、ギグ・エコノミー従事者の強みでもあるのですから。

・評価を求める

基本的に単発なので、取引先や上司からの評価が気にならないのが、ギグ・エコノミーのいいところ。でも、孤独を感じているのなら、あえてフィードバックを求めてみてはいかがでしょう。きっと、厳しい言葉をもらったとしても、嬉しくありがたく受け止められるかもしれません。

・フロー状態になる

仕事に打ち込み、集中すれば、いっときの孤独感からは解放されるはず。フロー状態になりましょう。フロー状態とは、シカゴ大学のチクセントミハイ博士が提唱した、一つの活動に深く没入している状態のこと。ほかのことを何も考えられなくなる時間です。仕事に逃げるわけではありません。博士は、多くのフロー体験が生活の質を向上させると言っています。実りある人生のためにも、フロー状態は必要なのだそうです。

・いったん休憩!ヨガをする

仕事の手を止めて、ヨガやストレッチなど身体を使いましょう。精神科医の水島広子先生は、著書『「孤独力」で“ひとりがつらい”が楽になる』のなかで「自分の身体を『感じる』と、孤独が消える」と書いています。

水島先生によると、孤独を感じてしまうのは、「過去」や「未来」について考えているから。「今」に集中することで孤独感が和らぎ、その方法としては、自分の身体を感じるのが一つの方法であるとしています。ヨガのほか、美味しいものを味わうことや、アロマをかぐなど五感を働かせるのも効果があるとのことです。

自信を失くしそうなときに試してほしい3つの方法

・誰かに話を聞いてもらう

先に紹介した精神科医の水島広子先生や、心理カウンセラーの竹内成彦先生など、多くの心理専門家が声をそろえて言っているのが「自信がないとき、心細いときは、誰かに話を聞いてもらうのがいい」ということ。ポイントは、誰かの声を聞いて元気になろうとするのではなく、話を聞いてもらって心を落ち着かせることです。

話を聞いてもらうと、「受け入れてもらった」と感じ、自己受容が進みます。そのことで、心が安定するのです。電話の相手には、きちんと自分の話を聞いてくれる人を選ぶことがポイントのようです。

話を聴くプロの養成に興味のある方はこち

・自信ありげなポーズを2分間とる

ボディランゲージの研究者、エイミー・カディ博士は、人の気持ちと表情、身振り、しぐさなどが連動していることを実験で確かめました。自分の力を見せつけるように、胸を張って自分を大きく見せる「ハイパワーポーズ」を2分間取ると、ストレスホルモンが減少するというのです。気持ちを変えるなら、姿勢から。自信がないからと、うつむきがちになっていませんか?

・友人が同じ状況だったらと考える

自分の状況を客観的に見るために、「友人がもし自分と同じ仕事をしていたら」と考えてみましょう。組織に縛られず、好きな時間に自分の能力を発揮できる仕事をしている友人は、なんだかかっこよく見えませんか。「自分も、他人から見ればかっこいいのかも」と思えてきますよ。

新しい働き方に、胸を張って挑もう

ギグ・エコノミーは、インターネットを武器にした、全く新しい自由な働き方です。周りの人は、きっとあなたのことを「組織に縛られなくて、うらやましい」「自分の能力を活かせて、活き活き働けるなんて幸せ」と、羨望のまなざしで見ていますよ。孤独感や不安にかられるなら、客観的な自分の姿をイメージしてみて。そして、胸を張りましょう。きっと、不安がスーッと消えていくのを感じるのではないでしょうか。

どうしても心細さが消えないなら、心の専門家を尋ねてみて。心理学のプロに話を聞いてもらい、心を落ち着かせましょう。メンタル不調になる前に、ケアをするのがおすすめです。

参考: 「Workers in the gig economy feel lonely and powerless」/『マイナス思考から抜け出す9つの習慣』古川武士 著、ディスカヴァー/『ココロの謎が解ける50の心理実験』清田予紀 著、王様文庫 /『「孤独力」で“ひとりがつらい”が楽になる』水島広子 著、さくら舎/『「すっごく心細い」がピタリとやむ!』竹内成彦 著、すばる舎

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