集中力をアップするためには生活スタイルの改善が必要!

集中力が足りないと思ったことはないですか? ワークライフバランスを整えて仕事を順調に終わらせるために、集中力が必要な場合も多いでしょう。そこで集中力について調べました。

  • 睡眠時間をきちんと取る
  • やることを一つに絞る
  • 自分に合った時間管理法を探す
  • 邪魔が入らないようにする

睡眠時間をきちんと取る

集中力が必要な場面は増えてきているかもしれません。仕事もダラダラとこなしては時間内に終わらないですし、社会人になっても学ぶことはたくさんあります。効率的に動くため集中力アップのテクニックを探している人も多いでしょう。しかし集中力をアップさせるためには、まず整えておくべき生活スタイルがあります。
今日は集中力にアップを生み出す生活スタイルについてまとめます。

最初にしっかりと調整したいのが睡眠時間です。

さすがに徹夜で作業するのと効率が下がることは多くの人が知っているでしょう。しかし起床後、12~13時間が集中力を保つ限界なのを知っていますか? 起床後15時間以上になると酒気帯び運転と同じ程度の作業能率という実験結果もあるほどです。起床後、15時間以上たってから仕事をすることはないだろうと感じる人もいるかもしれませんが、例えば朝6時に起きた人は、夜9時以降になると酒気帯び運転と同じ状態になると聞いたらどうでしょう。一息ついてから自宅に持ち帰った仕事をとか、夜なら静かに勉強できる時間帯だと思っていたりしませんか? 人が集中力を維持できる時間帯は意外に少ないことを知っておきましょう。

さらにペンシルベニア大学のデーヴィッド・ディンゲス氏の研究によれば、6時間睡眠を10日間続けていた人たちは、24時間起きていた人と同じレベルの集中力になると報告しています。しかも恐ろしいことに、慢性的に寝不足の人は自分が集中力散漫なことに気づかないというのです。

日本人は世界的にも寝不足が多いことで知られており、特に働いている女性の睡眠時間が少ないことが問題になっています。家事や仕事、子どもの世話や介護などをしっかりこなそうとして、平均睡眠時間が6時間程度になってしまう人もいるでしょう。そうなると日々の集中力は、かなり低くなってしまうかもしれません。

もちろん適切な睡眠時間は人によって変わりますが、あまり少ないようであれば増やす工夫が必要かもしれません。

やることを一つに絞る

 マルチタスクが得意な人もいるかもしれません。しかし脳にとって負荷が大きいことを、米国の心理学会が発表しています。この実験ではシングルタスクとマルチタスクの作業効率を比べたのですが、マルチタスクはシングルタスクに比べて40%もロスしていることがわかったのです。

つまりいろいろとやることがあっても、常に1つに集中するように意識した方が集中力がアップします。

もちろん電話待ちをしながら作業を進めるといったことが必要なときもあるでしょう。こうした場合は、何を保留して仕事を続けているのかを、メモに書いて残しておくと、集中力が高まりやすいことがわかっています。

自分に合った時間管理法を探す

自分にあった時間管理の方法を選択するのも、集中力を高めるには重要です。

よく知られているのが「ポモドーロテクニック」でしょう。
これは25分間作業して、3~5分の休息を取り、それを4~5回繰り返したら15~30分の休憩を取るといった方法です。このテクニックを活用すれば、集中力が枯渇する前に休息が取れるため、集中力が続くと言われています。

ただ、この時間配分が誰にでも適しているわけではありません。48分間集中して12分間休むことを推奨する人もいれば、10分間作業して2分の休憩を取ることを推奨する人もいます。

こうした時間管理のテクニックを、自分のその日の状態や、作業している時間帯に合わせて使うことで集中力がアップします。自分に合う時間管理法を試してみてください。

邪魔が入らないようにする

集中力を発揮するために必要なのが、邪魔が入らないようにすることでしょう。集中力を乱すものは見える場所に置いておかないといった工夫も大切です。休息時間にスマホをいじり始めて、気づいたら時間を浪費していたといったことも少なくありません。

またSNSなどの通知を切っておくといったことも有効な場合が少なくありません。さらに集中力を高めたいときには、携帯の電源を切っておくといったことも有効です。

もちろん電話やメールなどを、いっさい無視できる環境が常に整うわけではないでしょう。しかし、ここ一番のときは、周囲にも知らせて携帯の電源を切ってみるのもいいかもしれません。

今日は集中力をアップするために必要な生活スタイルについてまとめました。ぜひ参考にしてください。
人の心のしくみについて興味のある方は、こちらもご覧ください。

監修:一般社団法人 日本産業カウンセラー協会

参考:『ワイフハック大全』(堀正岳/KADOKAWA)/『睡眠こそ最強の解決策である』(マシュー・ウォーカー/SBクリエイティブ)

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