ほんの少しだけ心を豊かにするメソッドやアプリ

心も生活も少しだけ改善したい。だけど時間も気力もない。そんな人にお勧めの方法を少しご紹介。ただしある程度、生活を管理できている人ではなく、今のひどい状況から脱出したいと思っている人向けかも……。

  1. 生活を改善する書籍は溢れているけれど……
  2. 心が疲れたと感じたときに
  3. 時間を管理したくなったら

生活を改善する書籍は溢れているけれど……

何度かここに書いていますが、私自身仕事や生活に役立つ心理学の知識を書いているのにも関わらずなかなか活用できていません。このブログは書籍や論文などを調べて書いているので、事務所の本棚にはさまざまなhow to 本が並んでいます。資料に埋もれているのに、部屋を整理するための書籍が10冊以上も本棚に並んでいるありさまです。

仕事に追われ続け、かつ時間管理がうまくないこともあり、少なくとも自慢できるような生活はできていません。もちろん生活改善のメソッドを維持するほどの余裕と気力もない……。

それでも、ちょっと疲れたときに使うようなアプリや思い出したようにためすメソッドがあります。忙しくて自分の心と体に優しくしていないなと感じている読者の方がいたら、ちょっと試してみてはいかがでしょうか。

たいして時間を取らないものばかりですから。

①心が疲れたと感じたときに

・寝たまんまヨガ(アプリ)

10~15分程度の音声プログラムに従って、瞑想やヨガができるアプリです。気持ちが焦ってきたときに、お勧めです。あるいは「もう、やってられない!」と自暴自棄になったとき、静かな心を取り戻すことができます。

10分15分をネットサーフィンに使うぐらいなら、一息ついてアプリを起動してみてください。

・慈悲の瞑想

マインドフルネスの非常に重要なポイントである「慈悲の瞑想」は、人に優しくなれるメソッドです。毎日、実施することはとてもできないけれど、カリカリしているなと感じたときにはお勧めです。マインドフルネス研究の第一人者である有光興記関西学院大学教授も、慈悲の瞑想を始めたら、反りの合わなかった人と友達になれたとおっしゃっていました。

ネットにはいろいろなものがあると思いますが、私は以下のブログの中にある音声ガイダンスを使ってます。

音声ガイダンス

・自分で抱擁

自分で自分を抱きしめるだけの簡単なエクササイズですが、ささくれ立った心が落ち着いていきます。抱擁した後に、体がどう感じているのかに注意を向けると、より効果が高まります。ポテトチップスを買ってきて袋を開けるよりかは、体にもいいようです。

『セルフ・コンパッション』(クリスティーン・ネフ 著/金剛出版)

・スープ

美味しい食事が作れるわけではありません。正直、コンビニのクリームベースのスープ「ビスク」とかの方が絶対に美味しいのです。ただ、健康に気を遣っているなという感覚が、自分を少しだけ蘇らせるのです。衝動買いした「ストウブ」という鍋が、役立っています。

『スープ・レッスン』(有賀薫 著/プレジデント社)

②時間を管理したくなったら

・Tiny Calendar

グーグルカレンダーに同期して日程を書き込んでいます。とにかく見やすいのでお勧めです。ただ、当たり前ですが書き忘れると、まったく管理できません。

・Todoist

タスクの管理ですが、操作が簡単なので、思いついたらすぐに書き込む。それでタスクの忘れは、少しだけ減ります。少ししか減らないのは、私が思いついたときに書かないからですし、書いた後に見直さないからです。つまり使う人間の問題なので、アプリとしてはとてもいいと思います。

・『時間術大全』(ジェイク・ナップ 著/ダイヤモンド社)

効率化ではない時間の使い方のアイデアが詰まっています。すべてを活用する必要もないので、気に入った「ワザ」をたまに試しています。自分にとって何が大切かを考える機会にもなります。

働く人の心ラボは、働く人なら知っておきたい『心の仕組み』を解説するサイト。
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