やる気の出ない自分に喝!仕事に関する格言でモチベーションアップ

気力、体力不足で全くやる気が出ないときでも、たった一つの言葉に動かされることがありますよね。仕事に関する格言で、自分に喝を入れましょう。成功者の言葉ほど、重いものはありません。気に入った言葉があったら書き留めて、ぜひ壁紙に!あるいは財布に常備を!

  1. 「もっとも重要な決定とは、何をするかではなく、何をしないかを決めることだ」(スティーブ・ジョブズ)
  2. 「金は評判のある所に自然と集まるもの」(坂本龍馬)
  3. 「心配とは行動不足からくるもの」(野村克也)
  4. 「人は教えることによって、最もよく学ぶ」(セネカ)
  5. 「二番を歌うな」(糸井重里)
  6. 「現状維持では後退するばかり」(ウォルト・ディズニー)
  7. 「明日死ぬかのように生き、永遠に生きるかのように学ぼう」(ガンジー)
  8. 「何も特色がなくとも正直に働く人は、それは新しい世界の基礎になる」(武者小路実篤)
  9. 自分への戒めに、勇気づけに。日曜の夜は格言に身をゆだねて

「もっとも重要な決定とは、何をするかではなく、何をしないかを決めることだ」(スティーブ・ジョブズ)

アップルの創業者、スティーブ・ジョブズの言葉は含蓄のあるものばかりです。どんな意味にも取れてしまうのが、彼の言葉の深さ。「GO」は出せても、「やっぱりそれ待って」とは言いだしにくいと思っているあなた。部下に向かって、カッコつけているだけではありませんか?無駄なこと、利益を生まないことはすっぱりやめる潔さが、仕事をする上では必要です。

スティーブ・ジョブズには、「初心を持っているのは素晴らしいこと」「人はそれを見せてもらうまで何が欲しいかわからない」など、さまざまな格言があります。もっと彼の言葉に触れたい人は、本も読んでみましょう。

『スティーブ・ジョブズ』

「金は評判のある所に自然と集まるもの」(坂本龍馬)

お金よりも大事なものが「評判」である、と言った後にこの格言。評判は、信頼とも置き換えられますね。「慎重は下僚の美徳、大胆は大将の美徳」といった名言もあります。彼が長く生きていたら、日本はどう変わっていたでしょうか。

「心配とは行動不足からくるもの」(野村克也)

プロ野球の監督らしい名言です。確かに、「ああなったらどうしよう」などと心配して悩むのは、心配ごとを払しょくするような行動をしていないからです。心配する前に、行動しましょう。「プレゼン資料、間に合わなかったらどうしよう」と眠れないときは、いつもより早めの出社を心がけて!

「人は教えることによって、最もよく学ぶ」(セネカ)

セネカはローマ帝国時代の哲学者で政治家です。脳科学的な観点から見ても、情報をインプットするだけより、それを人に教えることでアウトプットすることで、記憶が定着することがわかっています。業務に役立つスキルなど、いろいろ学んでもなかなか定着しないなと悩んでいるなら、思い切って社内講座などを開いて、自ら講師になってみて。

「二番を歌うな」(糸井重里)

コピーライターの糸井重里らしい格言です。ここでいう「二番」とは、うまくいった仕事を「歌のメロディーの一番」と考えたときの「続きの二番」。成功体験から同じような仕事を繰り返すなという意味です。一つ仕事が成功すると、ついつい「次も同じように」とラクしがちですが、仕事は生もの。そう簡単にはいきませんよね。日々、精進が大事です。

「現状維持では後退するばかり」(ウォルト・ディズニー)

世の中は常に変化しています。特に現代における変化のスピードは、息つく暇もないほど。そんな中で現状維持を決め込んでいては、世間に置いていかれてしまいますね。今のスキルに胡坐をかいていては、どんどん後退していくばかりと考え、常に勉強、成長を心がけなければなりません。

「明日死ぬかのように生き、永遠に生きるかのように学ぼう」(ガンジー)

人生は長いと考えると、生きることに切実さがなくなってしまいます。今日、自分の持っている力を最大限に発揮するには、「明日はないかもしれない」くらいの意気込みが大事です。ただ、「明日はない」と思っていると、「どうせ、勉強なんてしたって無駄だ」と考えてしまいますよね。そこをガンジーはうまくフォローしています。

「何も特色がなくとも正直に働く人は、それは新しい世界の基礎になる」(武者小路実篤)

自分を何の能力もない平凡な人間だと思っている人にとっては、非常に心強い言葉ではないでしょうか。コツコツ働くだけが取り柄の自分でも、その働きは必ず未来に貢献しているのです。


モチベーションを高めたい方はこちらの記事もおすすめです。

必読!モチベーションを自動的に高める3つの方法

無気力な自分から脱する効果的な方法とは

部下のモチベーションを上げるには? 心理学が教える2つのポイント


自分への戒めに、勇気づけに。日曜の夜は格言に身をゆだねて

とくに日曜の夜は「明日から仕事か……」と、気分が落ち込みがち。ちょうどテレビアニメ「サザエさん」が始まる頃から気分の低下が始まる人が多いため、「サザエさん症候群」などとも呼ばれています。うつうつとした自分にハッパをかけたいなら、格言に触れるのがおすすめ。偉人の力を借りて、ブルーマンデーに立ち向かいましょう。

参考:『働く大人のための「学び」の教科書』中原淳、かんき出版 

関連記事

どうにも仕事が手につかないときに試したい心理手法5選... やる気が出ないときの対処方法として、有名なものに「作業興奮」の活用があります。「作業を始めることでやる気が高まるので、とにかく手を付ける」といった方法です。しかし、そんな最初の行動も起こせないときに試したいテクニックを紹介しましょう。 最初の一歩が踏み出せない人に 自分の気持...
モチベーションがダダ下がりのときに試したいテクニック7選... どうしてもモチベーションが上がらないときは、誰にでもありますよね。ただ、モチベーションが最低の状態でも、仕事などをこなす必要はあるものです。そこでモベーションを引き上げるテクニックを紹介していきましょう。 しっかり休む時間の取れないときに 入浴する 散歩をする 電...
期待し過ぎて自分や他人に怒りが湧いたとき試したいテクニック4選... 期待のし過ぎから失望や怒りを感じてしまうことはありませんか? 希望は捨てない。だけど期待し過ぎない。そんな気持ちになるためのヒントを集めてみました。 期待がなければ怒りもない 自分の成長に期待し過ぎる人に 理想の自分に期待し過ぎる人に 環境に期待し過ぎる人に ...
「死への意識」がモチベーションとパフォーマンスを変えていく... モチベーションアップの方法は、さまざまな研究が進んでいます。内発的動機づけや長期目標などは、多くの人が耳にしたことがあるかもしれません。しかし今回は「死への意識」。やや風変わりなモチベーションアップの方法をご紹介しましょう。 スポーツではパフォーマンスが3~4割アップ 死を意...
脳科学から考えるモチベーションアップの方法... モチベーションをどのように上げていくのかは、ビジネスパーソンにとって大きな問題でしょう。そこで脳科学の観点からモチベーションアップの方法を探ってみました。具体的な解決法とともにお伝えします。 必要なのは自分のキャリアとの結びつき ポイントは4つの情動 モチベーションアッ...

働く人の心ラボは、働く人なら知っておきたい『心の仕組み』を解説するサイト。
すぐに応用できる心理学の知識が満載の記事を配信しています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です