三日坊主には理由があった!絶対挫折しない習慣のメソッドを紹介

「習慣化」が進むにつれて、その時期によって違う対策が必要になってくるといった情報など聞いたことがない人も多いでしょう。そこで習慣化コンサルタントとして働く古川武士さんの著作『30日で人生を変える「続ける」習慣』(日本実業出版社)を紹介しましょう。

  • 最初の1週間で4割以上が挫折
  • 日々の目標を小さくする
  • 自分に合うかどうかは試さないとわからない

最初の1週間で4割以上が挫折

これまでの「習慣化」の方法はいくつも紹介してきました。有名なところでは、「〇をやったら、×をする」といった形で、現在の習慣に結びつけて行動する「if then プランニング」でしょう。習慣化について調べたことのある人は、このような方法は知っているかもしれません。

しかし、それでもダイエットが挫折したとか、資格試験の勉強が続かなかったという人も少なくないでしょう。そんな人にお勧めしたいのが、『30日で人生を変える「続ける」習慣』(日本実業出版社)です。当人も続けることが不得意だったという著者の古川武士さんは、大手メーカーから独立して習慣化コンサルタントをしている人物です。

この本の特徴は、習慣化に失敗するポイントが時期ごとに解説してあり、その具体的な対策が書かれていることでしょう。

古川さんによれば、習慣化には3つの大きな難関があるとのこと。

ステップ1 反発期 :すぐにやめたくなる
ステップ2 不安定期:予定や人に振り回される
ステップ3 倦怠期 :じょじょに飽きてくる

この3項目を読んだだけで、自分の習慣化の失敗を思い出したりしませんか?

古川さんによれば、勉強や日記、節約などは「行動習慣」に分類されるそうです。この「行動習慣」は1ヵ月で習慣化できるそうです(ちなみにダイエットは3ヵ月です)。そして「行動習慣」だと、「反発期」が1~7日、「不安定期」が8~21日、「倦怠期」が「22~30日」。そして最初の1週間に訪れる「反発期」での挫折が、習慣化失敗の42%を占めているというのです。

「三日坊主」と言われるゆえんは、こんなところにもあったのです!


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日々の目標を小さくする

ここでは、「反発期」の対策を紹介しておきましょう。

この1週間は、とにかく続けることが基本となるので、習慣化する行動を小さくして、何がなんでも続けること。そしてシンプルに記録すること。この2つを心がければいいそうです。

最初のハードルを高くしないという方法は、『小さな習慣』(スティーヴン・ガイズ/ダイヤモンド社)でも触れられており、腕立ての目標を1回にしたら習慣化できたという著者の体験談が掲載されていました。

習慣化のハードルをとにかく下げることが、「三日坊主」を防ぐ方法論として有効なことは、やはり明らかなのでしょう。

「シンプルに記録する」とは、〇×だけで記録できるようにするとか、体重計の前に紙を張っておき数字だけを書けるようになど、書く手間をどれだけ省けるのかを優先するということだそうです。

たしかにやる気のある計画段階では、多くの記録を残した方が分析もしやすいだろうと、面倒な記録の方法を探ってしまいがちです。しかしハードルを高くするのは、三日坊主を招く最大要因の一つです。

とにかく手間なくできるようにすべきでしょう。

自分に合うかどうかは試さないとわからない

気合で持続させようとすると失敗しやすいことを、多くの人が知るようになりました。だからこそ方法論が重要になるのですが、じつは試してみないと、その方法が自分に向いているのかどうかはわかりません。

その意味では、まず1週間、『30日で人生を変える「続ける」習慣』(日本実業出版社)を試してみるのもいいでしょう。最初の1週間を超えられれば、最も大きな関門を突破したことになるのですから。

習慣化に関連するほかの記事のリンクも張っておきましたので、参考にしてください。

心理学の知識を活用しての生活改善に興味がある人は、こちらもクリック。

参考:『30日で人生を変える「続ける」習慣』(古川武士/日本実業出版社)

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