心のモヤモヤを晴らす3つのステップ

モヤモヤする日は誰にでもあるでしょう。何となく気乗りしないけれど理由が分からない、そんな日です。そんなイマイチの日にやる気を取り戻す方法をまとめてみました。イマイチだなと思ったら試してみてください。

  • モヤモヤも必要な感情
  • モヤモヤを書き出す
  • 問題の解決方法を考えてみる
  • 嫌なことをシミュレーションして対策を立ててみる
  • 夜更かしはやめる

モヤモヤも必要な感情

そもそもモヤモヤの原因は何なのでしょうか? 不安、焦り、疲れ、怖れなどなど、原因はさまざまです。ただ、それを100%取り去ることはできません。
考えてもみてください。もし、不安が全くない人がいたら、そんな人に仕事を頼めますか? 人は不安があるからより慎重に行動するようになるのであり、焦りがあるからもっと早く終わらせようと努力するもの。

その意味では、モヤモヤの原因となる負の感情を拒否したり、過大に評価するのは避けた方がいいでしょう。適度に怖がり、ちょうどよく焦れば、現実との折り合いも付けやすいはずです。

ただモヤモヤの場合、その原因が何なのかがわからないという問題があります。
そこで、モヤモヤの原因をまずハッキリさせてみましょう。いくつかの方法を紹介しましょう。

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①モヤモヤを書き出す

自分の素直な気持ちを、ノートにペンで15分間書き出してみましょう。文体や誤脱字などは気にしなくてもOK。ひたすら思い浮かんだ感情を、紙に書き出します。

心理学者のジェームズ・ペネベーカーによれば、心の傷となった出来事を書き出すことで、自分の悩みが膨大にあるわけではないことがわかり、自分で乗り越えられると感じられるようになったとのこと。

紙に書き出すことで、客観的に自分の気持ち眺められるようになるので、気持ちが楽になるのだそうです。

モヤモヤとした気持ちで、何となくやる気が出ないなら、とりあえず15分だけペンを持って自分の気持ちを書き出してみましょう。

②問題の解決方法を考えてみる

書き出した素直な気持ちの解決法を、一つずつ考えてみましょう。

例えば面倒な仕事がネックになっているのであれば、省力化する方法がないのか考えてみるのもいいでしょう。効率的なやり方を、先輩や同僚などにたずねてみるのはどうでしょうか。

やり始めると意外に簡単にできると分かっているなら、とにかく手を付けてみましょう。例えば5分だけやってみるといった方法も有効です。やりたくないという気持ちは、やり始めると消えていくことが多いからです。

③嫌なことをシミュレーションして対策を立ててみる

②で解決法が思いつかなった場合は、それを実行することでどんなイヤなことが起きるのかをシミュレーションしてみましょう。その上で、対策法を考えてみてください。

例えばエクセルの打ち込みでのケアレスミスが多くて上司に叱られてしまうのであれば、仕事が完成した後にしばらく時間をおいてチェックする。上司に提出する前に同僚にチェックにしてもらうといった方法もあるでしょう。

あるいは、どんなにシミュレーションしても、悪いことが起きないというケースもあるかもしれません。何となく面倒なだけで、完成さえすれば問題ないというケースもけっこうあるからです。

夜更かしはやめる

モヤモヤした気持ちを分析し、具体的な対策まで落とし込めば、かなりの気分もよくなっていくでしょう。そしてモヤモヤした気持ちについて考えることで、自分が現状をどのように変えていきたいのかわかるかもしれません。

それでもモヤモヤした気持ちが収まらないなら、しっかりと休息を取ったり、逆にスポーツなどで体を動かしたりすることで、気分がアップしてくることもあります。

逆にモヤモヤした気持ちのまま、ネットをボーっと見続けたり、夜更かしをするのはお勧めできません。生活習慣を乱してしまうと、モヤモヤした気持ちがより強くなってしまう可能性があるからです。

社会心理学者のダリル・ベムは、電気ショックにどう振る舞うかで、感覚がどのように変化するのか調べました。すると痛がるように指示された実験参加者のグループは痛みへの耐性が弱くなり、逆に痛がらないように指示されたグループは痛みへの耐性が強くなることを発見しました。

人は自分の行動から気持ちをつくってしまうことが、この実験からわかります。モヤモヤした気持ちを体現したような生活は、よりモヤモヤした気持ちを作り出してしまう可能性があります。

もちろん無理は禁物ですが、健全な生活習慣を維持することは、気分よく過ごすためにも大切なのです。

心理学の知識を活用して、もっと元気に過ごしたい方はこちらもご覧ください。

監修:日本産業カウンセラー協会

参考:『図解 マイナス思考からすぐに抜け出す9つの習慣』(古川武士/ディスカヴァー・トゥエンティワン)/『本当は怖い59の心理実験』(おもしろ心理研究会/青春出版社)

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